音旅

JAZZ とSAXの日々のつぶやき

音と風景

音を聴くと

風景が見えます。

いや

匂いまで感じる事があります。


あの日の景色が目の前に浮かび上がり

当時と今とを繋ぐ時の川が現れます。

決して渡ることのない川

渡れない川


この川があるから思い出がポツンと光るのだと思います。


人生はいつも一方通行で

戻ることはできません。

切ない話ですが

これも仕方ない事で、

唯一 音を聴く事で 思い出に辿りつけます。

ただ 辿り着いてもそこには入れない

でも辿り着けます。


あの日あの夜夢見てた将来を

今僕は

夢見た姿ではないですが、歩いています。

夢の端を転げ落ちてしまいそうですが

まだ なんとか保てているようです。


あの日あの時

夢見た自分がいたから

まだ 歩けているのかもしれません


夢見る事は大事ですね


時に音を聞いて

夢見てたあの時の自分に帰るのも必要なのかもしれません


陽だまり

陽だまりの様な人に会いました。

それはそれは自然で

それはそれは優しくて温かい人でした。


自分でも気づかないうちに

色んな事を打ち明けてしまいました。


騙されたのかもしれません


でも

騙されても幸せです。


少し

気持ちが楽になりました。


あんな人になりたいもんです。


昭和

街の中で

昭和を見つけると嬉しくなります。


新しいものだけが良いとされがちですが

古く歴史を積んだものも僕には捨てがたく

そういったお店,景色、人に会うと

胸が躍ってしまいます。


いつの時代も歳をとっていくと

自然とフレームアウトされ

いつのまにか

社会に居場所がなくなってしまいます。


古いもの,古い人も 役に立つよ と

言いたい


歳とった人と 子供が同じスペースで

暮らしていくのが、正常な姿だと思うのですが