音旅

JAZZ とSAXの日々のつぶやき

阪神大震災

もう30年が経ちました。


神戸は立ち直れたのかな?と


あの地震で人生が大きく変わってしまった人しか

神戸では出会わないです。

身内が亡くなったり家が無くなったりと

身も心も帰るとこを失いました。


今 あれから立ち直れたか?と言えば

立ち直れないまま、崩れていってしまったという

感じがします。


ただ

人の絆はより強くなった様な気がします。

それが一番なのかもしれませんが、失ったものが

大きすぎますね


あの地震で得た教訓は

今がいつまでも続かない という事です


大切に大事に今を生きて行きたいもんです

音を聴いて景色を見る

音を聴いて景色が浮かび

景色を見て音が聞こえてくる


こんなふうに音を出せたなら

最高に嬉しいと思いのですが

なかなか

そんな風にはなりません


見てきた景色

聞いてきた音

以上のものは出てくることもなく

その中でバリエーション違いなものが

ででくるだけです。



時折

ん?このメロディーは俺の中にあったの?

とか思う瞬間があります。

これが本当の作曲なんだと思うのですが

そんな豊潤な時間は少なく

いつも頭で作ってしまいがちです。


音が音を呼び

景色が景色を呼ぶような

曲を作ってサックスで吹いてみたいもんです。


静寂

気持ちのいい音の中にいたいです。

雑音を聞く事なく

音の海を漂っていたいです。

気がつくとどこかの島に辿り着いて

目が醒める


色んな事に惑わされることなく

一日を暮らしたいですが

なかなかそうも行かず

波紋は止まりません。


少しの間

目が覚めるまで

漂っていたい