音と風景
音を聴くと
風景が見えます。
いや
匂いまで感じる事があります。
あの日の景色が目の前に浮かび上がり
当時と今とを繋ぐ時の川が現れます。
決して渡ることのない川
渡れない川
この川があるから思い出がポツンと光るのだと思います。
人生はいつも一方通行で
戻ることはできません。
切ない話ですが
これも仕方ない事で、
唯一 音を聴く事で 思い出に辿りつけます。
ただ 辿り着いてもそこには入れない
でも辿り着けます。
あの日あの夜夢見てた将来を
今僕は
夢見た姿ではないですが、歩いています。
夢の端を転げ落ちてしまいそうですが
まだ なんとか保てているようです。
あの日あの時
夢見た自分がいたから
まだ 歩けているのかもしれません
夢見る事は大事ですね
時に音を聞いて
夢見てたあの時の自分に帰るのも必要なのかもしれません
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