音旅

JAZZ とSAXの日々のつぶやき

役割

声が良くて

歌が上手い人は

歌をうたい続けることによって

人々を癒し 勇気を与えてくれます。

それがその人の役割なのかな?と

思います。

その役割が見つけられたり

授けられたりした人は幸せです。


自分が何者なのか

何をすればいいのか?

わからない人が多いと思います。


年をとってくると

必然的にできない事が増えます。

自分ができることを好きになって

一生懸命に過ごすことが大切になってきます。 

それが

自分に合っていれば

自分に授かった才であれば

なおのこと幸せですね

才がなくてもそれをしている自分を

必要としてくれる人がいるなら

それは最高に幸せなことかもしれません


僕のところにサックスを習いに来られる方がいます。

上手く吹けない方が多いですが

僕はその音にいつもびびっています。

決して綺麗な音ではないですが

胸を打つ音をどの方も出されています。

必死になって吹いた音は

僕などが小細工した音なんて消しとばしてしまうほど強く、熱く、気持ちがこもった音です。

その音を聞くたびにビビってしまい

自分の音の弱さを嘆いてしまいます。

多くの人の前で吹く音と

家庭の中で誰かに対して吹く音


どちらの音の方が強いのか?

どちらの音の方が熱いのか


人の前で吹くことが幸いにして多いのですが

習いに来られている方にような必死な音を出せているのか?といえば

自分ではもう わからなくなっています。

決して おざなりな音は出すまいと

習いに来られる方の音を聞いて思っています。


それが

僕の役割なら

必死に応えないと恥ずかしいですね


これから

何度 人の前で吹く機会があるのか

自分もわからないのですが

一回一回を必死にならないと

役割を放棄したことになります。


頑張ろ