母の命日
今日は母の命日です。
覚悟しておりましたが
臨終の時を迎えた時は
何にも考えられず
あー終わってしまったと嘆くばかりで
だらしないことこの上なかったです。
母と一緒に暮らしたのは僅か15年ほどです。
一人暮らしなどをしたので期間は短かいのですが
戻れるならあの頃の生活にもう一度戻りたいし
母に会いたいもんです。
母の願った様な息子にはなれなかったですが
こればかりは許しを乞うしかなく
親子関係の難しさも感じます。
僕が死んだら両親の元にいくのか?
それとも彷徨うのか?
行ったことがないのでよくわかりませんが
その時が訪れた時、真っ先に会いたい人であります。
餅をストーブの上で焦げ目がつくまで焼いて
それを砂糖醤油で食べ、話した夜
節分の日 二人で豆まきをした夜
二人では鬼はいつも僕で、つまらんと思った夜
ずいぶん昔のことですが
こんな事はよく覚えているのです。
忘れたいのにおぼえている
難儀なものです。
あなたの息子でよかったです。
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