音旅

JAZZ とSAXの日々のつぶやき

反動


狭いとこにいる時間が多いので
どうしても そのあとの時間は
広く 静かな所に行きたくなります。


山 海 空
一番好きなのは 星空です。
僕が住んでいるところは星が よく見えず
ちょっと足を伸ばさないといけないのですが
行って空を見ていると気持ちが落ち着きます。


自分との対峙の時間となり
自分の中で 燃え切れず 残っている気持ちが
星空とともに浮かんできます。


その残っているものは時に 自分に


刃を向け
時には タオルケットみたいにくるんでくれるのですが
そこに立ち返る時間が自分にとって大切な事だと気づきました。


音楽をしていると 出す音にその人の哲学が出ます。
もっと言えばその人が出ます。
自分の中で燃え滾っている気持ちがあるときは
そのような音が出ます。
静かな埋み火があるときはそのような音が出ます。


年を重ねて もう旬が過ぎたと言われるのはとても悲しく寂しいことです。
年を重ねてでしか 出せない音がある
又 そのように研鑽しながら生きていく上で
自分の中の燃え残っている気持ちが 着火点になるのです。
若い芽は育てなければなりません
老木は見ているだけで感動します。


美しい木になりたいもんです。


そのためには 星空を見つめないと