人の気持ちは分かりません

今回だしたアルバムですが

この曲が皆さんに受けるだろうと思った曲が

あまりダウンロードされず

自分の中ではあまり評価が高くない曲がたくさんダウンロードされていました。

いつも

自分の　好き　は

あまり人と被らず

少数派なんです。

これが災いしているのか

自分の思いが　多数派になった事はあまりないのです。

音楽を作っていて

聞く人の気持ちがわからないとなると

これは致命的な傷になるのでは？と

ずっと危惧しながらきましたが

なんとかここまで来れましたが

まだ　その病は僕の中に大きく住まい

僕を支配しているのです。

が

よくよく考えてみると

これが受けると

狙って作るなんて

なんていやらしい作り手なんでしょう

その計算された音を自分はずっと嫌っていたはずなのに　受けるところがわからないという事で気持ちが揺れてしまうのです。

受ける音がわかっても

そんな音を作り出せるスキルもないのです。

ただひたすら

自分の心が震える音を世に出していく

それが

全く　世の中の人に届かなかってもという

覚悟の上なのですが、

僕は少し信じているのです。

僕がいいなあと思う事、思う音に

共感してくださる人が世の中には絶対にいるということを

そんな方々に

静かに音を届けていくだけなんです。

それが

僕の音楽なんです。

静かに僕の音楽が

波紋の如く

広がっていく事を願っています。