音旅

JAZZ とSAXの日々のつぶやき

餞別

この度

マダガスカルでコロナの影響で足止めをされて

仕方なく日本に帰ってきた友達と6年ぶりに会いました。

ヒッチハイクを基本の移動手段として

80カ国を回った強者です。


話を聞くと

時間を忘れます。

実際に見てきてそれを思い浮かべて話してくれるので

こちらにも

ダイレクトに伝わります。


その友達に

旅する前に

僕は餞別を渡したらしいのですが

僕の記憶からは消えていて

なんの話?となったのですが

袋を見せられてその時の話をされると

うっすらと記憶が蘇ってきました。

あーあの時の

となりました。


なんと

6年前の餞別を

彼は

手付かずのまま

持っていたのです。


すごく感動して言葉を失ってしまいました。


僕の気持ちをそのまま

持っててくれたんやと


ここ数年で一番嬉しい話でした。


マダガスカルの名もない石と

その餞別の話で

年明けから

嬉しくなって泣いてしまいました。


やはり気持ちは小さなところでわかる

というのはほんとの話でした。