音旅

JAZZ とSAXの日々のつぶやき

ライブ

21日にY.sロードでライブいたします。

ピアノとデュオです。


お互いの間

お互いの考え

お互いの好きなサウンド


この辺りを掴んでいないと

少ししんどいライブになります。


昔は間を開ける事が怖くて怖くて仕方なかったのですが、今は ずっと間でも良いかな?

吹かなくてもいいかな?と思うほど間が好きになりました。


音と音の空間に 色んな景色が見え

その間に物語が生まれるような気がします。

音がないと 退屈だとか

間を埋めてしまわないと

音数を増やさないと 

下手くそだと思われる


というような気持ちは本当は真逆な話で

相当腕がないと空間を制する事もできず

音数がないフレーズなど吹けないのです。

音数が少ないフレーズの

説得力は凄く高く聞き手にストレートに

届きます。


若い頃はわからない事が

今は少しわかるようになりましたが

遅かったかな〜?と

少し切ない気持ちです。


今度のライブも

今の自分らしく吹きたいと思っています。


濃霧の中 ゆっくり航海し

行き着いた先は

天から温かい陽がさしているような島に

行けるようなライブがしたいです。


胸の中に長い間留まる音がありますように