音旅

JAZZ とSAXの日々のつぶやき

泳げない魚

50年前のジャズプレーヤーの気持ち、思考、

コードに対する考え方


コピーをしていると何となくわかるような気になるのですが、

当たっているのかはわかりません

このコードの時にこういったアプローチ多く使うとか 節回しとかは理解はできるのですが

その人の思考まで届いているのかはわかりません。

ジャズという海の中で

小さな小舟に乗り

サックスというオールを持ち 泳いでいくのですが 上手く泳げているのか? どこに向かっているのか?風はどちらに吹いているのか?

わからない事だらけなのです。

でも 漕いで 海を渡るのです。

幸いにして新しい大陸に出会えたらそれは

僕というオリジナルな音楽が形作られたと喜びます。

どこにも辿りつけない事もあります。

その時は潔く 笑ってサックスをおきます。


僕は泳げない魚

小舟で海を渡っていくしかありません。


僕は泳げない魚