音旅

JAZZ とSAXの日々のつぶやき


いつも逆のことをしないといけません
丸い音を出そうとすると大きい息が必要です
大きい息を出そうとすると力んでしまいます。
力むと 丸い音はでません
ここが 一つ難しいとこです。


速く指を動かそうとすると 力が入ります
力が入ると指は動かなくなります。
ここも 難しいとこです。


口と 指の力を抜かないと 頭が回転しません
あれこれ考えると 指や口 体のあちこちに力が入ります。
ここも難しいとこです。


又 こちらが悲しい気持ちで吹いても
得てして その思いは重く 音には乗らず 地面に落ち
聞き手の人には届きません。
自分の想いを聞き手に伝えようとするときは
何も考えてはいけません
作為的な音は一番 汚れていて澱んでいます。
難しいもんです。
ひとつひとつ
掴んでいくしかないのです。


生きているうちにできるかな?
タイムリミットは近い?と思うのですが


一瞬でもたどり着きたいところです。